私が乗っている2019年式のCLA200dは優秀な全車速追従クルーズコントロール(ACC)が搭載されています.
レーンキープも上手ですし加減速も違和感がありません.
そんな運転支援システムですが,最新世代と比較すると若干劣る部分も散見されます.
詳細は上記記事で記載していますが,最新の運転支援では多くのメーカーで先行車のみならず,隣の車線を走行する車の認識状況をモニターに表示することができるようになってきていますが,私のCLAでは同じ車線の先行車との距離しか表示されません
隣の車線の状況を自車が認識しているのか否かがドライバーには分からない仕様になっています.
では,実際,CLAは隣の車線の車を認識しているのでしょうか?
私は認識しているように思います.
隣の車線から自車より僅かに速い速度で追い抜いていく車がいたとして,その車の通過直後に短い車間距離で車線変更し,ついていくようなシーンでは車間距離は車線変更前と比較して急に短くなりますが,相対速度を瞬時に読み取るのかブレーキはほとんどかかりません.
隣の車線の状況を全く読み取っていないとすると,流石に急ブレーキをかけそうなシーンですが,冷静に追従走行をしながら車間距離を設定距離までゆっくり整えていく速度マネジメントは流石だと思います.
先行車が車線変更して消えた際の加減速マナーも人間の感覚とほぼ一致しており,非常に上手です.
ですので,隣の車線の認識状況がドライバーには見えないようになっているというのが若干歯痒いですが,最新のシステムに大きく劣ることなく快適な長距離クルーズが可能なACCシステムだと私は思います.
ステアリングの世代差については下記記事もご参照ください.
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