2023年秋にCLAがマイナーチェンジされ,後期型に移行しました.
マイナーチェンジの詳細は上記記事で解説していますが,今回はCLA 35 AMGについて考察します.
前期型ではパナメリカーナグリルと呼ばれる縦桟グリルは最上位モデルのCLA45Sの特権でしたが,後期型ではCLA35にも装備されるようになりました.
こちらが公式HpのCLA200dのAMGライン付きモデルです.
こちらが新たにパナメリカーナグリル化されたANG CLA35です.
そしてこちらがAMG CLA45Sです.
こうして並べてみると,通常モデルのAMGラインとCLA35はグリル以外は同じ顔であると分かりますね.
ホイールサイズは通常モデルが225/40R19,CLA35が245/35/R19,CLA45が255/35/R19とタイヤ幅は異なりますが,19インチは共通です.
価格はCLA200dのAMGライン付きで656万円,CLA35オプションなしが854万円,CLA45Sオプション無しが1044万円となっています.
いずれも200万円刻みになっており,悩ましいですね.
CLA45Sは独自のバンパー形状で圧倒的な迫力を醸し出していますが,サーキットでも行かない限り,公道でのポテンシャル発揮には限界があります.
その点,ストリートユース前提でのCLA35は大いにアリな選択肢だと言えると思います.
パナメリカーナグリルが与えられたことにより前期型よりも特別感が向上しているのが嬉しい点です.
ただ,日本の法定速度で公道を普通に走るだけであればCLA200dでも十分以上であるという元も子もない意見もあります.
結局のところ,「適切な価格差を設けているのでお好みでどうぞ」ということに尽きるのかもしれませんね.
個人的にはCLA35のホイール形状が非常に好みで羨ましく思います.
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