医師の給料,生活レベルについて(3年目~5年目編)

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 昨日は研修医時代の給料,生活レベルについて書きました.私はあまりお金を派手に使うタイプではなく,旅行以外には浪費はほぼしていないという感じでした.

 さて,いよいよ初期研修医という身分ではなくなり,内科医師として独り立ち(一応,後期研修医という呼称ではありますが)3年目以降はどうだったのでしょうか?

 まず3年目です.3年目は私立の中規模病院勤務となりました.給与は年俸制で提示された年俸は950万円程度でした.それに超過勤務も合わさり,年収1000万円をぎりぎり超えてくるようなイメージです.ボーナスはなく,月の手取りは80万円台でした.研修医2年目が手取りで30万円台でしたので,一気に倍増して嬉しかったのを覚えています.生活レベルについてはアパートは新築,1LDK,ロフト付きの物件で家賃は65000円程度でした.クオリティは今までより一気に上がり,素敵な部屋に住める喜びを噛み締めました.そして,この年に,社会人になってもっとも高額な買い物としてMacbookを買いました.20万円の買い物に少しドキドキしたのを覚えています.(研修医1年目の時に買ったwindowsPCはdellの4万円の物でしたw)

 次,4年目です.4年目は僻地の中規模公立病院勤務となりました.医師は田舎に行けば行くほど給与が高くなる傾向があり,年収1500万円になりました.ボーナスも初めてもらえました.月収は額面で110万円,手取りで95万円程度になりました.しかも家賃88000円相当の2LDKの物件が病院借り上げで28000円程度で社宅として使わせていただけるという破格の待遇でした.家族向けの鉄筋コンクリート2LDKのオール電化物件で,一人暮らしでは逆に寂しさを感じました.非常に忙しい野戦病院で旅行に行くこともままならず,あまり浪費はしませんでした.ただ,飲み会代などは何にも気にせずに出すことができる経済力はあり,お金の心配は全然しなくても自然と貯金が増えていくという状態でした.

 次,5年目です.5年目は2年目に研修していた公立の大規模中核病院へ戻ることになりました.当時は初期研修医でしたが,今回は後期研修医としての赴任です.この病院では後期研修医も非常勤職員扱いです.超過勤務手当ももらえますが,月に額面で75万円,手取りで60万円程度でした.ここにきて大幅なDownです.家賃も4年目の病院では激安でしたが,今回は家賃補助もでません.4年目の広い部屋に合うソファーを買ってしまい,もう小さな部屋には戻れなくなってしまいました.結局家賃75000円程度の物件にしました.それでも1LDKで4年目の物件より大幅に小さくなっています.結局,家賃の差額も合わせると40万円近く自由に使えるお金が減ってしまいました.それでも赤字家計にはなりませんが,贅沢しようという気は全然起きませんでした.食事については自炊はしないので,大体,牛丼チェーンや近所のラーメン屋などを利用していました.

 6年目以降は別記事で書きます.

医師の実態を克明に記した下記書籍は本当におすすめです.私も納得することだらけでした.

ぜひ手に取って読んでみてください.

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