CLA200dには新型Aクラスから初搭載された「MBUX」が搭載されており,音声認識機能が話題になりました.
目的地の設定や天気予報,アンビエントライトの設定,エアコンの温度設定,シートヒーターの設定,サンルーフのシェードの開閉などを行うことができます.サンルーフ自体の開閉やヘッドライトの点灯,消灯など運転自体に影響が生じそうな操作はできません.
一見便利なMBUXですが,オーナーになってみると意外に使うことは少ないです.今回はその理由を書きます.
音声がミュートされてしまう.
私は車内ではiPhoneやiPadをBluetoothで接続し,音楽やYoutubeを再生していることがほとんどです.
そんな中で「ハイ,メルセデス」と呼びかけたり,ステアリングスイッチを操作したりしてMBUX音声認識を作動させるとその瞬間にオーディオがミュートされてしまいます.つまりMBUX音声認識を作動させた瞬間に車内の空気感が一転してしまいます.一人の時でもあまり行いたくないなぁと思ってしまいます.助手席に人が乗っている時は会話にも水をさすような空気になってしまうので使いたくありません.初めて乗せる同乗者をアッと言わせたい場合には有効かもしれませんがw.
音声認識に頼らなくても操作しやすいUI
CLA200dの操作系はかなり使いやすく,温度設定もタッチパネルではなく物理スイッチですし,シートヒーターやサンルーフのシェードの操作なども少し手を伸ばすだけで一瞬で操作が完了してしまいます.わざわざ音声認識を呼び出して操作するよりも遥かに早く操作が完了してしまうのもMBUX音声認識の使用頻度が低い理由です.
ナビの目的地設定はスマホからのsend 2 carが便利
MBUXでの目的地設定は最も多用する場面の一つたど思いますが,私の場合はスマホアプリで目的地を設定して,それを車両に送信するという手順が定着してしまっており,なかなか使う場面が少ないです.小さなレストランなどの認識精度にも課題がありますし,私は「家に帰りたい」や「●●駅に行きたい」など確実に認識されそうな目的地を設定する場面以外ではMBUX音声認識は滅多に使いません.
まとめ
以上,MBUX音声認識をあまり使用しない理由でした.オーディオがミュートされる問題については音声認識精度を上げるためには仕方ないことだと分かってはいますが,実際,オーディオが急にミュートされるというのはストレスなので悩ましいですよね.オーディオをかけていない時は逆に天気予報を問いかけてみたりしてMBUXとお話しする機会も増えますw.
コメント
MBUX使ったのは最初だけでしたね。
アンビエントライト修理で本体変えてから、認識が悪くなったように思います。
「メルセデス」だけでは反応しなくなったのは良かったですが。
レクサス車の目的地設定でエージェント機能はかなり便利です。
電話番号や住所を打ち込む事はほぼないです。
ややこしい所だとオーナーズデスクに繋いでと使い分けをしています。
コメントありがとうございます.MBUXは結局,登場してから年月が経っても進化は乏しいですね・・・.
レクサスはオーナーズデスクが気軽に使えるのは素晴らしいですよね.やはりおもてなしの部分ではレクサスに勝てるメーカーはなさそうですね.