メルセデス・ベンツは2025年7月にCLAシューティングブレークをワールドプレミアしました。
その際に注目されたのは2025年3月に発表されたCLAクーペでは搭載されていなかった物理ダイヤルスイッチが搭載されることになった点です。
さて、今回は最新型のメルセデスステアリングをチェックしてみましょう。


こちらが最新型のスイッチになります。
一方、下の写真が1世代前のものとなります。

どちらも左ハンドル仕様の写真です。
センターモニター側は?
センターモニター側は上スポークが音量調整用の物理ダイヤルになっています。
ダイヤルの隣にはミュートスイッチが配置されています。
旧型の上スポークにあった「ホーム」と「戻る」スイッチは無くなっています。
新型の下スポークには「戻る」と「電話をかける」スイッチおよび、旧型上スポークにあった上下左右の十字操作スイッチが搭載されました。
結果的に、「電話を切る」「ホーム」、「★(お気に入り)」「MBUX音声操作呼び出し」の計4つのスイッチが削除されたことになります。
メーター側は?
メーター側は上スポークがACC車間距離調整用のダイヤルとなっています。「SET」の記載がありますが、メルセデスの場合はクルーズコントロールはダイヤル操作のワンタッチで起動するので「SET」の記載の場所がボタンとして機能するのかは不明です。
「ホーム」スイッチと「上下左右の十字操作」スイッチが廃止されてしまいました。
下スポーク側はACC速度調整スイッチが上スポークのダイヤルに移設されたのでスッキリしました。なお、車間距離調整スイッチとスピードリミッタースイッチの上下が入れ替わっています。
疑問
メーター側の十時操作スイッチが廃止されてしまったので、メーターのカスタマイズ操作などはどうやって行うのでしょうか?
もしかすると、センターモニター側の十時スイッチでメーターの操作を行い、センターモニターはステアリング操作には非対応でタッチパネル操作専用となっている可能性もあるかもしれません。
まとめ
物理ダイヤルスイッチの復活は扱いやすさ向上に寄与するので喜ばしいものでしょう。
ただ、「ホーム」や「★お気に入り」、「MBUX音声認識呼び出し」スイッチが廃止されたのは利便性低下になるのではないかと心配になるところです・・・
新型CLAではMBUXも最新のMB.OS搭載へ進化しているので、どのようなユーザー体験になっているのか楽しみですね。
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