メルセデスは基本的に全車種にパドルシフトが搭載されています。
私のCLA200dも例外ではありません。
ディーゼルなので、普段からパドルシフトを多用して走り回ることはありませんが、急な下り坂などに差し掛かったタイミングで左のパドルを引くとすぐにエンジンブレーキをかけられるのは便利だったりします。
今回のそのパドルシフトのフィーリングについてです。
CLA200dのパドルシフトは本アルミ削り出しというわけではありませんが、それでも十分な剛性があり、カチッと気持ちの良い操作フィールが得られています。
パドルシフト全体はシルバーし塗装されており、手触りも良好です。
一方、先日、代車で乗ったシトロエンC4のパドルシフトはパドルは無塗装プラスチック、ざらざらとした安っぽい質感で、パドルの剛性感も弱く、ペラペラな印象でした。
操作する分には特に問題はありませんが、操作した時の気持ちよさには雲泥の差があり、メルセデスの出来の良さを痛感させられました。
C4の8速ATのトランスミッションについてはアイシン製でかなりクイックな変速を実現しており、変速の小気味良さ自体はCLA200dのDCTを上回る感じでしたが、パドルシフトのフィーリングのせいで、積極的に操作したいとは思えなくなってしまいました。
我が家の2号車DS3クロスバックのパドルシフトについては塗装されているので、手触りはC4よりいいですが、それでもパドルの剛性感は今ひとつです。
このあたりはドイツ車は質実剛健な感じを味わえていいなぁと思うポイントですね。
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